経由は少々面倒だが直行便で飛ぶよりも格安で行けるメリットがある。
7名のお客さんと、、私のなんちゃってガイド兼ドライバーで2年連続となった
冬のオーストラリアを楽しみたいと思います。
最後にシンガポールに立ち寄るおまけも付いた12日間の珍道中です。
今日はパースより北へ約200kmの所にあるナンブング国立公園内の奇妙な岩群と
その途中にある白い砂丘地帯・ランセリン砂丘を日帰り観光したいと思います。
片道200kmちょっと、途中からハイウェイを利用して砂丘を経由しても片道約2.5時間
移動だけで往復約5時間、観光やら休憩で2時間費やしたとしても7〜8時間の計算。
朝はちょっとゆっくり目の出発となる。
ホテルを10時に出発して、コッテスローという美しい海岸線にある小さな街で
遅めの朝ご飯を食べる。


ちょっと高台にある一軒のレストラン。
インド洋が見渡せ心地よい風を感じるバルコニー席が空いていた。


この立地、環境、、そしてこの晴れのお天気、、『素敵』の一言。。
なるほど、、人が多いはずです。

メニューには当然事ながら大好きなエッグベネディクトもあったが。。
なんとなく、ここは美味しい感じが漂っていたので
『Spechial Eggplant & Cauliflower Pattie』とメニュー名からは想像も付かない品に
アボカドをトッピングして冒険してみた。。
お味??大正解!
茄子?カリフラワー?そのものの形はないが初めて食べる食感でありお味である。
優しい味付けのソースが全体を引き立てる。
それにアボカドも大正解。。
他のメンバーも気になるメニューを注文していたが、どれも斬新で美味しいと大絶賛で
雰囲気抜群の朝食でした。
今回はお天気に恵まれた。
雨が急に降るよ!と散々脅かしのように言っていたが今年はパラッと来ただけ。。
メンバーの日頃の行いが良い事にしておきましょう!
11時半、コッテスローを出発して一路ランセリン砂丘へ向かう。
道は途中まで地道の海岸線を走る事となるが途中からインディアンオーシャンロードを利用し北上。
約70分でランセリン砂丘到着。


【砂丘への入口は街の北部、地図上の赤丸が入口。砂の上を走るので車は4WDがお薦め】

白い砂丘は急に現れる。そして一面が真っ白。それは『西オーストラリアの雪』として
言われるほどの白さ。
轍の後を見つけて走るが、、特に道は決まっていない。

バギーで走る人、自分の車の限界を信じて何処までも突っ走る人。
![8749137731_2be06efab5_z[1].jpg](https://mochiya0671636100.up.n.seesaa.net/mochiya0671636100/image/8749137731_2be06efab5_z5B15D-thumbnail2.jpg?d=a1)
だいぶん前にアメリカ・ニューメキシコ州にあるホワイトサンズへ行った事があるが
人は入れても車で砂丘の中へは自由に入れない。砂丘の規模はホワイトサンズの方が上だが
自由さはコチラの方がある。


ボードでちょっと丘の上から滑るのも面白いだろう!
ソリでも良いかも・・・
でも、派手に転がると砂が大変よね。。
雪原にいるような感覚、、でも砂。で、冷たくない。
私は豪雪地帯の生まれなので周辺が真っ白という環境は雪でしか味わった
事がないので妙な感覚に陥る。
砂のきめが非常に細かい、、裸足になって砂の中にイン、、砂は少しひんやり。
砂で覆われる感じが何故が優しくて気持ち良い。。昔々公園で砂遊びをした時のあの砂を
かなり高級にしたような感じ。
なかなか魔訶不思議な体験でした。
当然の事ながら砂をはたいて乗車したが車内の足元は砂だらけである。
自分の車ならギャ〜〜ッ!となる瞬間だ。。
ハーツさん、、ごめんなさい。
13時、、ランセリンを後にしてピナクル奇岩へ。
ここまで来たらナンブング国立公園はすぐそこ。ランセリンから約1時間少し。
インディアンオーシャンロード沿いには所々で白い砂丘が点在する。
その規模は不明だが、荒野に現れる白い砂丘は見慣れない光景だ!
14時半、、ナンブング国立公園のピナクル奇岩に到着。
ここは車に乗ったまま周遊するコースになっている。徒歩でのハイキングも出来るが
岩にも触れられ自由に散策もでき移動も容易いので車の方がお薦めである。


先ほどまで見ていた砂丘の白色とは打って変わり今度は一面黄色。
そこに大小様々な大きさの奇岩が立ち並ぶ。先が尖った岩もあれば丸みのある岩。


高さは50pもあれば3m近い岩もある。
なんか墓石に見えてきた。。当然お墓ではないがお墓の光景である。

入口から車一台分程の道幅が一方通行で公園内を1周し、所々に駐車できるスペースが
あるので、車を停めて奇岩群の間を縫うように見て回る。

この奇岩達は長い年月をかけて風化作用でできた物であり貝殻。
何百万年もの大昔、ここがかつて海底だった頃に堆積したものだと
言われています。先ほど見た白い砂浜もその名残の一部なんでしょうね。
15時半、、パースに向けて出発。
帰路はノンストップでパースです。パースへの戻りは18時。
☆☆ 今回の関連ページ・予約先 ☆☆
Barchetta
http://barchetta.com.au/
ここは何を食べても美味、、それに景色が最高。
晴れていて席が空いていれば外のテラス席がお薦め。
ランセリン砂丘
https://www.lancelin.com.au/
砂丘へ入るのは無料です。
しかし、8:00〜19:00、車の場合は4WDが良いでしょう。
4WDツアーやバギーレンタル、サンドボードの貸し出し(有料)もあります。
ナンブング国立公園・ピナクル奇岩群
https://parks.dpaw.wa.gov.au/park/nambung
車1台に付 A$13.00
ランセリン砂丘及びナンブング国立公園
https://www.australia.com/ja-jp/places/wa/wa-pinnacles-nambung-national-park.html
補足
我々はパースを10時に出発して約8時間の終日観光としたが
ピナクル奇岩から北へ22km(約30分)ほど走った所にセルバントス(Carvantes)
という港町がありロブスターの水揚げとしても知られています。
毎日出発が早いのも疲れるので出発を遅くして約8時間の内容を組んだが
元気なら朝8時に出てランチにセルバントスでロブスターを食べるのも良いプランだと
思います。無理のない行程で楽しいパース郊外観光を組んでください。。