2015年09月21日

カナダ(ユーコン準州)とアメリカ(南東アラスカ) 3日目

6時起床の7時出発。

ホテルのレストランは7時からと聞いていたので朝食はレストランでコーヒーを各ポットに入れてもらい
初日に買ったバナナとマフィン、ヨーグルトを各部屋で簡単に済ませてもらう。

メンバーの数人はまだ時差ぼけに悩まされ4時頃に目が覚めてしまい寝れない、、と時差ぼけの洗礼を
浴びるが、私はカナダよりも帰国してからの方が時差ぼけがどうも治らない。
やはり年なのか?

出発前、澄み切った空気の中、朝日が周囲をピンク色に染めていた。

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天気は晴れ、気温−1度、風速5m、、北極圏の朝は想像以上に厳しかった。

今日は昨日来た未舗装道路のデンプスターハイウェイを戻り、テュームストーン準州立公園で
簡単なハイキング、ドーソン・シティに戻って昼食、ゆっくり散策してもらい夜にオーロラ鑑賞という
今日も盛り沢山な1日。

北極圏の荒野からいつもの黄色いユーコンの風景に戻って来たら、どこか気持ちがホッとした。
途中、峠を越えるところもあってガスがかかり視界5mという悪路もあったが10時半過ぎには
無事にテュームストーンのインフォメンションセンターに到着。

長時間の砂利道、車移動も苦痛、、この辺でおいしい朝の空気を吸って約1時間のミニハイキング。
本当は貸切状態の山のトレイルを歩く方が大自然に触れ楽しいのだが、この時期は冬眠前の熊さんとの
遭遇の危険もあり安全をとってインフォメーションセンター周辺を歩く事にした。

小川が流れ、ベリー系の草達が赤くカナダの短い秋をがんばって色付く姿が観察できる。
車窓からでは見えない景色が膝をおる事で身近に感じられるのもハイキングの面白い点。

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大きく深呼吸、、空気がうまいっ!

自然と少し戯れ、ドーソン・シティに12時半に到着。

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気温は10度、朝の氷点下が嘘のような陽気。
朝が軽食だったので、昼食は豪快に晩ご飯並のオーダーをしてしまったがペロリと完食。
みんなお腹が空いていたのですね、、ごめんなさい。。

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【シーフードチャウダーとサーモン・タラ・舌平目のフィッシュアンドチップ】

生野菜がなんともうれしい。。
全てカラッと揚げられ思ったよりもあっさりと頂ける。

午後からはドーソン・シティを自由散策、ホテルに戻って仮眠を取るも良し、買い物するも良し、カフェで
お茶も良いだろう、、でもこの街を楽しむ方法は自由に歩きまわる事。
1900年初頭の面影を色濃く残し、その当時にタイムスリップしたような雰囲気が楽しめる。

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道端を歩く3人、その一人は茶色のコートを着ている。
この人が、この街の案内人、、ウォーキングツアーです。
当時の衣装を着て全てが1900年代の演出。

私も散策を終えカフェでメンバーの一人と一緒にお茶を飲む。

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【バナナチョコジュース】

天気が良いのでテラス席でぼんやり、、こういう時間も旅には必要だ!

街はゆっくり1時間もかけて歩けば1周できるほどの人口2000人の小さな街、1869年
この街で金が発見されゴールドラッシュを迎えた。金を求めピークには4万人へと膨れ上がり
カナダ西部最大の都市とりユーコン準州が誕生し、当初ここドーソン・シティが州都になった。
そんな金とゴールドラッシュの面影が垣間見れる。

カフェのテラスでお茶をしているとメンバーが自然と集まって来た。
朝は元気のないメンバーだが昼から夜にかけては日本の生活時間と時間が一緒になるので身体も
自然と元気になり笑顔がこぼれる。
夕食にはちょっと早すぎるので明日行く観光を前倒し、車で30分、『ドレッジ4』と呼ばれる
金の採掘機を見学に行く。

ドーソン・シティの周辺は砂利を積み上げた小さな丘?がたくさんある。
キッチンにある山型の凸凹スポンジを考えてもらうと想像が早い。
この砂利の山は、その当時この採掘機で砂利を機械前方から吸い込み篩にかけ金だけを残す大型の
金掘りマシーン。用済みとなった砂利を機械の後方から捨て機械は前へ前へ進み金の採掘を続ける。
その名残りが砂利の山?丘。。なのでこの丘を掘っても金は見つからない。

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今でも川の砂利をフライパンのような鍋に入れ水流を利用しながら細かな砂利をうまく除けると
金だけがフライパンに残る金取り体験もできる。大きな金が取れるか全く残らないかは運次第。

そんな採掘機を見学し終って、18時に夕食。

カナダに来て初めてのステーキをオーダー、、12oz,14ozのビックステーキを食らう!と
決めていたが10oz(約280g)しかメニューにはない。係の人に大きくカットできるか?
尋ねたが無理との返事。。既にカットしてあるのだろう!

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海老ならトッピング出来るよ!というので、、私は『ステーキ+海老』

夕食後、ドーソン・シティならではの夜の観光を楽しむ為に体育館のようなホールに出向く。
当時、金を掘り当てた者が酒をのみカジノを楽しみカンカンダンスを見ながら夜を明かす、、それが
その当時の遊び・余暇だったのだろう。

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体育館のようなステージ上ではその当時の衣装をまとった女性が足をあげスカートを広げ
優雅に踊る、日本だと明治30年代、、日本にもこのような舞はあったのだろうか??

面白いのが、館内の一角にカジノコーナ、、、もちろん私の大好きなルーレットもあります。
ここは、何と何と写真が自由に撮れるのです。
カメラを向けるとディラーさんがポーズを決める、、ラスベガスでは絶対に考えられません。

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C$30.00の掛け金で『0&00』に2回も命中し約30分でC$80.00の勝ち。

そして、夜の23時、、天気は晴れ、、前夜は撃沈に終わったオーロラ鑑賞の為に初日に
行ったドーム・マウンテンへ。
30分程経つと、、いきなりの雨、、山頂で1時間ほど待つが雨は全く止む気配はない。
山頂に待機していた多くの車も断念したのか1台、1台去って行った。

結果、オーロラ鑑賞、、本日も撃沈。。

カジノで運を全部使ったのか!!!
2連夜の失敗で重たい空気が車内に流れる。。。

シャワーを浴びて2時頃に就寝。









posted by もちや at 08:39| 大阪 ☀| Comment(0) | カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

カナダ(ユーコン準州)とアメリカ(南東アラスカ) 2日目

天気は曇り、気温8度。風はなく空気が乾燥しているのがよく分かる。
日本の気候から考えると約3か月先、、12月という感じでしょうか?でも気温の数値ほどの寒さは
感じないのが不思議。

6時半起床の7時朝食。
朝食は簡単なコンチネンタルのバッフェ。

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このクロワッサンがすごく美味、、サクサク感と生地のしっとり感が共に最高。

昨晩のオーロラがまだ興奮冷めやらぬ様子でメンバーの会話は数時間前のウェルカムオーロラで
話は朝から時差ぼけもありハイテンションで盛り上がる。
今日のランチは宿に着くまで食べれる施設がないので、バナナとこのクロワッサンをテイクアウトして
水筒のポットに温かいコーヒーを各入れてもらい急遽のボックスランチ。

今日はツンドラ紅葉として有名なテュームストーン準州立公園を通りながらひたすら永久凍土の
道を約400km北上し北極圏に突入する事が目的。
『北極圏』、、、この響きだけでロマンを湧きたてる魅力がある。

8時半、今晩の宿であるイーグル・プレーンまではガソリンスタンドが無いのでドーソン・シティで
しっかり補給、そして出発。
ホワイトホースに比べガソリンが若干高め、1g C$1.31(日本円で約117円)

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デンプスターハイウェイに入るとアスファルトであった道が砂利道へと変わる。
砂利道の下は常に凍った永久凍土、、アスファルトを敷いても道が波打ちひび割れを繰り返すだけなので
そのままの状態になっているが車が通り道は硬く砂利さえなければ運転はし易い。
しかし、所々道の状態が悪く轍にハンドルを取られタイヤが滑っている事も感じられ決して快適な
ドライビングロードとは言えない。

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デンプスターハイウェイを走る事、約1時間で最初の目的地であったテュームストーン準州立公園へ到着。
インフォメーションセンターで紅葉具合を確認すると今年は急激な温度変化が大きく紅葉のピークは
8月下旬だったとの事。

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ピークから約10日は過ぎているがベリー系の小さな草達が僅かな赤色を残してくれて黄色や赤色に
敷き詰められた大地が絨毯を敷いたようにも見える。
重たい雲が邪魔をしてテュームストーンマウンテンを拝む事は出来なかった。

悔しい、、私はここのツンドラ紅葉を一番楽しみにしていたのに。。
ピークシーズンは1週間から約10日、、この僅かな時期に合わせてここに来るのは至難の業だ。

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そしてこの写真がピーク時の風景、、(インフォメーションセンター内にあった写真を撮影)

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しかしながら、どこまでも続く黄色い景色は相変わらず絶好調だ!
時折、雲の隙間から光が差し込むと黄色が黄金色に変化する。

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北極圏に近づくと徐々に大きな木々はなく遠くまで見渡せる高野が永遠に続く。
遠くに雪を被ったマッケンジー山脈が見える。
黄色い景色が懐かしくなる程、風景に変化はみられなくなった。
そんな状況を走る事、約6時間、休憩を挟みながら北極圏に15時に到着。

北極圏、、北緯66度33分に引かれた目では確認できない線。
この線から北では1年で太陽が沈まない日が1日以上あり、太陽が昇らない日が1日以上ある境界線。

一度、白夜の時期に行ってみたいものだ。

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正直、感覚も視覚もないので不思議な感じ、、この看板のどこに線が通ってるのか分からないので
この看板をとにかく1周すれば線を跨いだ事になる。
徒歩でもう少し北へ北へと、、メンバーの誰よりも北へ、争いながら進む、、幼稚な遊びをする一向。。

この何もない所に1時間は居たであろうか?
この看板と一緒にオーロラが撮れたら最高だろうね。。うん、、オーロラが出たらこの看板と一緒に
記念撮影をしようと誓い、、ホテルに向かった。

17時前にホテルに到着。
明日の朝も出発が早い、、先にガソリンを補給し早めの晩ご飯とした。
またまたガソリンが高くなった。1g C$1.53(日本円で約137円)
ここまでガソリンを運ぶとこうなるのだろう!!

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17時半、ホテル内のレストランで夕食。
メニューはごく普通の内容、、もう少し極北らしいカリブーやバイソンのステーキ、北極イワナを
想像していたが、、、的外れだった。
今日のお薦めはキチンの香草焼き、、無難にお薦めをチョイス。

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トラック運転手のオアシス的な存在の宿、、特別な施設は何もないが大きな駐車場にレストラン
宿泊施設、車の修理工場があるのみ。

仮眠を少し取って23時、24時、1時とオーロラ観測の為、ホテルの外に出て真上を見るが雲は
厚く所々で雲の切れ間はあるが空の80%は雲で覆われている。

2時にも観測するが北極圏の風は冷たく肌に痛く突き刺さる、、気温4度、、風速6m
完全に体感温度は氷点下だ!

北極圏の看板でオーロラと共に記念撮影をする夢ははかなく消えた。。
北斗七星が日本よりも真上に見えたのが印象的な夜だった。

オーロラ出現せず、、撃沈、、2時半就寝。













posted by もちや at 06:44| 大阪 ☀| Comment(0) | カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

カナダ(ユーコン準州)とアメリカ(南東アラスカ) 初日【後半】

ホワイトホースには定刻の14:00に到着。

ホワイトホースには主だったレンタカー会社が少ない。
いつもはハーツで借りるのだが、ここにはハーツが無い為にバジェットにしようかと思ったが
料金を比較するとローカルのレンタカーの方が安かったので日本からメールでやり取りをして
『DRIVING FORCE』と言うレンタカー会社に予約をした。

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しかも、この地ではフリーマイルという何キロ走っても基本料金に組み込まれる料金体制ではなく
1日200kmは無料だがそれ以降の走行距離は1kmに対してC$0.20が加算されるシステム。

ホワイトホースに一番近いスミザーズ空港、アラスカのアンカレッジ空港でINすればフリーマイル制度が
あるがスミザーズもアンカレッジもホワイトホースから1500kmも離れている。
目的空港に着くのにフリーマイル制度を得るため1500km、往復で3000kmを余分に走るのは
体力的にも時間的にも本末転倒だ。

よって、なるべく基本料金は安い方がありがたいので今回は初のレンタカー会社を選択。
なのでいつもより心配事が多い。

レンタカー会社のカウンターで手続き、、一応予約は大丈夫、、車も無事にゲット。

さて、先ずはスーパーに寄って水と眠気覚ましのエナジードリンク、ちょっとした食料を調達。
ホワイトホースは空港と市内とが車を利用すれば10分弱と非常に近い。

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いざ、出発と!!距離数を0にセットして走行距離を確認すると手続きされているスタート数と書類上の
キロ数が2000km以上も違うではないか!

これでは余計に2000kmも払う羽目になるので、、これはイカンとレンタカー会社に戻りキロ数が
間違っている事を訴え、無事に書類を書き換えて、ようやく15:30にスタート。

やれやれです。大きな落とし穴にはまらず何とかクリア。。

ホワイトホースから目的地のドーソン・シティまでは約500km、、どう考えても6時間はかかります。

周囲の景色はちょうどポプラやラーチといった木々が綺麗に黄葉中。。

S字続くクロンダイクハイウェイのカーブを曲がる度に新たな黄色い景色がお出迎え。。
車内は『お〜っ!』、『凄い!』とユーコンならではの景色に歓声が上がる。

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途中でホテルに電話をして予定よりも少し遅れる事を告げ、、21時過ぎにホテルに到着。

この日の夕食はレストランが既に閉まっているので日本から持ってきたおにぎり、サンドイッチ
味噌汁で簡単に済ませ今回のメインの一つであるオーロラ鑑賞へ、、着替えを済ませ23時に出発。

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ホテルのオーナーが『今日は良いよ!期待出来るよ!』とうれしい声を掛けてくれ残りの体力を
振り絞ってラストスパート。

ドーソン・シテイでのオーロラ観測はドームマウンテンと呼ばれる山の山頂から鑑賞するのが一般的。
ホテルから車で約10分、、市内では外灯の明かりが邪魔をして観測出来ないので真っ暗な所まで
行っての観測です。

オーナーの予言道り、山頂へ向かう道中でフロントガラス越から白めいたオーロラが揺らめくのが
はっきりと肉眼でも観測できるほどの力で出現しています。

山頂に到着して、焦る気持ちを押し殺し三脚にカメラを急いでセットし目で楽しみながらカメラを
動くオーロラに向けながらシャッターを何度も何度も押します。

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予告なしに出現したオーロラにメンバーも相当戸惑っているようです。
目の前で動く神秘的なオーロラが目では理解できても、、これがオーロラか!と頭で理解するのに
時間が掛かっているのがよく分かります。

音もなく秒毎に姿を変える自然の芸術に圧倒され綺麗と言うよりも最初は不気味という方が強いでしょう。

永遠と繰り返されるオーロラショーが約60分位続いたでしょうか??
やがてオーロラは徐々に姿を消し頭上には満天の星空だけが残り、、長い長い初日は無事に終了です。

ホテルに戻る事、深夜の1時、、シャワーを浴び柔らかいベッドとシーツに包まれ、就寝です。

おやすみ!!























posted by もちや at 07:49| 大阪 ☔| Comment(0) | カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする